日記・コラム・つぶやき

四十七都道府県への旅

最近日曜美術館などで売れっ子美術史家山下裕二さんの

標記のエッセイを読んで、自分の場合を振り返ってみると

四十七都道府県コンプリートにあと一県であった。

それは秋田県。この夏予定していた盛岡から角館への小旅行を

実行していたら実現していたのである。

体調をおもんばかって、JALやANAの早割航空券の

キャンセルをして手ひどいキャンセル料を払ったのが

余計忌々しくよみがえる。まあまた機会もあろうと楽しみに

置いておこう。

ついでに近場を除いてどこが一番訪問回数が多いか振り返ってみると

それは大分県であった。サラリーマン時代、採用関係の仕事で

年間三回は訪れていたからである。昭和四〇年代の終わりごろ

まだ玉の湯や亀の井別荘も民宿の部というのがあり出張旅費に

少し自腹をはずめば泊まれたのである。

そうそう「関サバ」が有名になりはじめたのもその頃。大分市の

「コツコツ庵」でメニューを見て「関サバ」て何ですかと聞いたことを

思い出した。

学校訪問で相当僻地へも行ったが、まだ元気の残っているうちに

センチメンタルジャーニーを楽しみたいものである。

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中崎町寿司屋「きわ心」

本当に久しぶりのお酒三昧。東京から息子が来たので

気に入りの店「きわ心」へ。丁寧な仕事に酒も弾みます。

ひやおろしの「鍋島」「鶴齢」に始まって、ぬる燗で「積善」

「川亀」。大将、女将のこころよいホスピタリティにちょっと

呑み過ぎかな。

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展覧会二つ

展覧会のはしご。それぞれご縁があって楽しみにしていました。

一つはハルカス美術館の「奈良西大寺展」

大丸の後輩の飯田友子さんがこの春江戸時代から続く西願寺の

住職になられ、今回会場で講話をされるとのことで伺いました。

自坊の素晴らしい三尊像も中々の迫力でした。

もう一つは高島屋の「興福寺の寺宝と畠中光享展」

仕覆教室の先輩がいつも畠中画伯のご依頼品を

手掛けておられ拝見するのが楽しみでした。

東京の松濤美術館で畠中画伯収集のインドの染織展が

開催されていますが、そのホンの一部にお目にかかっていたのです。

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大山昭子さんの木彫

片付け物をしていたら大山昭子さんの古い作品が

出てきました。昭和30ー40年頃難波の高島屋に

「いるふ」という工芸品のコーナーがありました。

布士富美子、本多豊子、大山昭子の3人。それぞれ

明治、大正、昭和の東大阪樟蔭女学校の卒業生の作品が

展示されていました。写真の顔の額は大山さん、額立は

本多さんの作品です。布士さんの鄙人形は以前から

何度もご紹介していますね。

顔の額は多分状差しだったと思いますが皮の蝶番が

壊れてしまったのでフエルトのフラワーで飾りました。

最近テレビで刺繍の王子と紹介された長谷川和希さんの

立体刺繍のパンジーがいいなと思ったのですが、

安直にフエルトで適当につくりました。

そのぶん花芯はフランス製の力(ちから)ボタンをはりこみました。

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旅行断念

この夏楽しみにしていた小旅行。予定通りならば

今日は盛岡、明後日は角館。

年来の願い、「光原社」の訪問。手になじみ、心に響く

モノ達との出会い。

そして家庭画報の名家の雛巡り特集を通じてお知り合いになった

角館の安藤醸造の訪問。

またいつか叶うことがあるかなと今は弱気。

この春からどうも体が「えらい」と感じていたのだが

精査するとかなりの貧血であることがわかり、

輸血をするやらホルモン注射をうつやら

いまさらのように年齢の重みを感じている。

幸いほぼ日常は変わらず過ごしているが

対症療法だけなので、これでいいのか不安を

かかえている。

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さよなら「パンジュイル」

阪急伊丹線「新伊丹」駅前のパン屋さん「パンジュイル」が

この23日に閉店。途中下車して毎週角食1本買っていた

のに本当に残念。時々浮気してブーランジェリーで高いばかりの

食パンを買って馬鹿々々しい思いをしたのも懐かしい。

一本700円、木曜日のサービスデーには630円という

良心的価格で、取り立てて言う味ではないが何年お世話になったやら。

閉店理由を聞くのも憚れてお聞きしてないが、盛業中のこととて

よんどころないご事情がおありかなと拝察するばかり。

そういえば中崎町の箱屋「キボス」もこの前寄ったらピザの

店になっていたのでがっかりしたところ。

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愛染さん

大阪の夏祭りは6月30日の愛染さんに始まり

8月1日の住吉っさんで終わります。

今年も地下鉄の壁面ポスターに愛染さんが

登場しています。数年前からこのポスターの

ヴィジュアルテーマに「ノウゼンカズラの花」が

使われています。丁度今頃咲くのでいいかなと

思いますが、ひょっとして「愛染かつら」が有名なので

「カズラ」と「かつら」を混同されてないか何時も

気になっています。

気になりついでに。数年前キリンビールのCMで

「いい絞りしてますねえ」と言ってた人が、今年

サントリービールのCM で「惚れた」と言ってるのには

何をか言わんやですね。 

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池田重子コレクション

初めてコレクションを拝見したのは松屋だったか

伊勢丹だったか忘れたが、その時の強烈な印象は

忘れがたい。展示の姉様柄の絵羽織の前身が

どうなっているのか教えていただきたいと手紙を

差し上げたら、態々写真に撮って送っていただいたのも

懐かしい思い出。京都伊勢丹でお会いしてあれこれ

長話したことも。よき後継者を得られてホッとしました。

池田重子コレクションには到底及びませんが、

マイコレクションから芸者の夏姿を。絽の裾模様に

博多の帯です。もうすぐ山笠ですね。

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「こだわる」 ピルツのハンカチ

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「こだわる」という言葉が負のイメージを持つ

言葉から正のイメージを持つ言葉に変わって行った

のは1970年ごろからだとか。

むかしハンカチはドイツのピルツでないととこだわっていた

ことがあった。丁度ライセンスビジネスが席捲していたころで

ハンカチもジバンシーやサンローラン…ピルツはそれらの

3倍くらいの価格であったが他を寄せ付けない長所が

あった。それは落ち着いたデザインに加えていくら布地が

薄くなっても周囲のかがりがびくともしないのであった。

赤に白い水玉のキノコのマークのピルツのハンカチも

探しても無くなってしまった。

ようやく手元に2枚大事にしまっているが、いつの間にか

ハンカチへのこだわりはどこへやら。ポケットにおさまって

いるのはタオルハンカチという体たらくである。

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久しぶりの奈良

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草木染作家の友人のグループ展と民芸など楽しい店「ゆが」さんに

用事があって、一年ぶりに奈良へ。

一人で昼飯を楽しめそうな店が見つからないのでコンビニで

サンドイッチと牛乳パックを買って猿沢池へ。

なんとそこのベンチで旧友にバッタリ。余りの思いがけない出会いに

驚いたが、ベンチで一人わびしくサンドを食べている老人図にならず

やれやれ。

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